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Smart-UPS LCD (SMT, SMXシリーズ) AVRリレーヨウチャクと表示された際の対処方法

Smart-UPS LCD SMTシリーズ, Smart-UPS X SMXシリーズを
ご使用されているなかで、故障ランプが点灯しLCDモニタに "AVRリレーヨウチャク"(英語表記: AVR Relay Weld)と
表示された場合の対処方法を説明します。

● AVRリレーヨウチャクについて
Smart-UPS LCD(SMT/SMXシリーズ)はラインインタラクティブ方式のUPSとなります。
通常、UPSに入力された電気をそのまま出力しておりますが
入力の電源電圧が、高くなった、低くなった、乱れた(電源のノイズ)といった変動に応じて、
バッテリ運転や、電圧補正の動作へと切り替わります。
動作が切り替わること自体はUPSの機能のため問題ありませんが、頻繁に切り替わりが続いた場合には、
UPSにストレスがかかることでリレー切り替えの異常を検知、もしくは「AVRリレーヨウチャク」と表示され出力を停止することがあります。


● AVRリレーヨウチャクが発生しやすい環境
UPSが入力を取っている電源コンセント
・UPSと同一電源環境にレーザプリンタ、複合機といった消費電力の変動が大きい機器が接続されて場合
機器の動作に連動し、コンセントの電源電圧が低下することにより、UPSが電圧補正のため、
AVR機能が動作する、バッテリー運転に切り替わることがあります。

設備の環境
・工場の設備内で大型機器がある、店舗など機器の数が多いことで環境的に電圧の変動が多い場所
大型機材の動作による電圧低下、店舗などで機器が多く電圧の変動が大きいなどにより
AVR機能が動作する、バッテリー運転に切り替わることがあります。

上記のようにUPSが頻繁に動作切り替えが発生する環境では、期待する製品寿命よりも早く、
製品故障をむかえることになります。


【予防・設定方法】
Smart-UPS LCD (SMT/SMXシリーズ)のAVR Trim/AVR Boost機能について のサイトに記載しております
切り替えしきい値を変更する必要がある環境についての、設定値変更方法を参照ください。
Smart-UPS LCD (SMT, SMXシリーズ) AVR Trim, AVR Boost機能について


【対処方法】
「AVRリレーヨウチャク」は故障ステータスとなります。
このメッセージが出て、停止したUPSを再度電源投入して動作する場合には、
上記の予防・設定方法を参照のうえで環境、UPSの設定を変更し、AVR機能の動作を軽減させてください。

電源を再投入しても「AVRリレーヨウチャク」が表示される場合はUPS本体の故障であることから
製品の交換が必要です。

Schneider Electric 日本

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製品群:
Smart-UPSPowerChute Business EditionUPS Network Management Cards
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