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Smart-UPS (SU/SUAシリーズ) 過負荷LEDが点灯した場合の対処方法

過負荷LEDが点灯した場合の対応についての説明です。


【過負荷とは】
各UPSには、最大出力容量があり、VA値/W値いずれかで最大出力容量を超える負荷がかかった状態が過負荷です。
Smart-UPSでは仕様以上の出力を超えないよう常時負荷容量を監視し、
UPSに接続されている負荷機器の消費電力がUPSの最大出力容量を超過した場合には、過負荷を前面パネルのLED表示とアラーム音で警告します。

【過負荷時のUPSの動作】
Smart-UPSで過負荷を検知した場合には

  • オンライン中 の場合、
    - 過負荷LED点灯
    - 連続音によるアラーム  で警告します。(UPSからの出力は維持します)
  • バッテリ運転中 の場合、
    - 出力停止
    - 過負荷LED点灯
    - 連続音によるアラーム
    にて仕様を超えた出力でUPSが故障しないよう即時出力停止し、UPSの損傷を防ぎます。 (故障を免れることを保証するものではありません)
    また、負荷機器等が短絡したなどによる過電流の場合には出力ブレーカがトリップし、事故を最小限にとどめます。

【過負荷警告の対処方法】
過負荷LEDの点灯、警告音が鳴った場合には、負荷の最大消費電力を確認し、UPSの最大出力容量を超えていないかを確認してください。
以下のケースに応じて対処方法に従ってください。
  • オンライン中の過負荷警告の場合
    (確認事項)
    1. オンラインLEDが点灯している
    2. 負荷容量LED(フロントパネル 右端 5つのLED)が5つついている状態
    3. 過負荷LEDが点灯している
    上記の場合には負荷容量が仕様を超えています。


[対処方法]
バッテリ運転になると機器停止する構成であることから、接続する機器を減らし、必要なランタイム(バックアップ時間)を確保できるようにしてください。

過負荷LED点灯での停止の場合
過負荷LED点灯で停止してしまった場合には、機器のつなげすぎ、UPSに接続されている機器の異常、UPS自体の故障が考えられます。

対処方法:
UPSを一度停止し、警告音、LED表示が消えることを確認してください。
UPSに接続している負荷機器のコンセントを全て外して、無負荷の状態にし、UPSの電源を再投入してください。
順に負荷機器を接続し、仕様範囲内に負荷容量を抑えてください。
負荷機器それぞれの平常時の消費電力ではなく最大消費電力で容量が超えないように構成してください。

負荷機器の合計がUPSの最大出力容量を明らかに超えていない場合(低負荷での構成)や
無負荷(負荷機器が接続されていない状態)においても過負荷LED点灯の場合には、
UPSが故障している可能性もありますので、UPSの電源を落としていただいたうえで、
電源スイッチのON/OFFをせず、UPSの使用を中止してください。

・ 出力停止しているUPSの電源ボタンを4秒以上押して起動させると過負荷LEDが点灯する場合
Smart-UPSの電源投入は指先で簡単に押していただくことで機器が出力を開始します。
これに対し、UPSが起動しないため長押し (4秒以上)で起動させた際に
過負荷LEDが点灯する場合にはUPSの入力電源が来ていないことが考えられます。

対処方法:
UPSの入力プラグがコンセントにしっかり挿してあること、施設のコンセントに電源が通っていることを確認してください。
2200VA以上のUPSの場合には、UPSに入力ブレーカがあります。こちらがOnの状態になっていてUPS本体に電源が入る状態になっていることを確認してください。


【ご注意】
UPSに負荷機器をつなげすぎることはUPSのバックアップ機能が働かないだけでなく、故障の原因となります。
バックアップする機器の最大出力容量を確認し、必要とするバックアップ時間を満たす接続でご使用ください。

Schneider Electric 日本

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製品群:
Smart-UPS
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