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バッテリー交換手順 Smart-UPS SUA (SUA3000RMJ2UB ラックマウント) : サポート・バッテリー販売終了製品

Smart-UPS RM 3000 ブラックモデル (型番: SUA3000RMJ2UB) のバッテリー交換手順について説明します。
交換用バッテリーキットの販売は終息とさせていただいており、
本コンテンツは、バッテリーの取り外し方の参考にしていただくことを前提とした内容になっております。


【ご注意】
サポート期間が終了した製品です。
安全のためにご使用を中止し、後継機種にお買い替えください。


Smart-UPS RM 3000 ブラックモデル (型番: SUA3000RMJ2UB) は、
2006年~2013年まで販売された製品で製品のサポートを終了させていただいております。
また、安全上の観点から交換用バッテリーの販売を終了させていただきます。


(バッテリー販売終了について)
安全を考えてUPS本体の耐用年数を超えた製品の使用を控えていただくための
交換用バッテリーの販売終了であることにご理解をいただき、
また、弊社UPSの互換バッテリーと謳った製品の使用によるトラブルに関しましては、
弊社では一切の対応はできかねることご承知おきください。


参考: APC UPS 後継機種型番一覧
SUA3000RMJ2UBの後継機種は、SMT3000RMJ2U です。

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なお、バッテリー交換された製品についても、ご使用されるなかで製品の動作に不調、異常があった場合には
製品故障が疑われますので、製品のご使用をただちに中止してください。


【はじめに】
・Smart-UPS RM 3000 ブラックモデル (型番: SUA3000RMJ2UB) の交換用バッテリーキットの販売は終了させていただきました。
・ご所有のUPS本体背面のバーコードラベルもしくは 前面ベゼルを取り外した左側に貼ってあるシールにて、
製品型番が本コンテンツの対象の " SUA3000RMJ2UB " であることをご確認ください。
・作業にはバッテリートレイを留めているネジを外すためにプラスドライバーが必要となります。
・その他、作業上の注意点 や ホットスワップによるバッテリー交換について などページ下部に記載していますのでご確認ください。



● 製品外観

SUA3000RMJ2UBRBC43
本体写真: SUA3000RMJ2UB
製品名: Smart-UPS 3000 RM (ブラックモデル)
交換用バッテリーキット写真: RBC43
販売終息



【バッテリー交換手順】

■ バッテリーの取り外し
1. UPSの正面からフロントパネル両側の湾曲部ヘリの後ろに両手の人差し指を挿入し、
手前に引いてフロントパネルを外します。外したフロントパネルを脇に置きます。


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2. 水色のバッテリーコネクターを外します。

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3. プラスドライバーを使用して、バッテリートレイを固定している 3つのネジを外します。
ネジは新しいバッテリーの取り付けの際に再度使用しますので、紛失しないよう管理ください。

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4. バッテリーを取り外します。
バッテリートレイの取っ手を一度上に上げ、引っ張りながらバッテリートレイを引き出します。
バッテリートレイを半分ほど手前にスライドさせたら、バッテリー側面を支えながら最大限にスライドできる位置まで取り出します。
バッテリートレイ最後部にバッテリー底面に脱落防止板がありますので、
前後を支えながら停止タブが開口部の出っ張りに引っかからない様に慎重にバッテリートレイを持ち上げ、バッテリーを本体から取り出します。


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* バッテリーは重量物です。
特に取り出しの際にはご注意いただき、複数人にて取り扱いには十分注意して作業を行ってください。



バッテリーを取り外した本体とバッテリーは正しくご処分いただくようお願いいたします。

参考:
APCブランドUPSの処分方法




本製品のサポートは終了させていただいており、安全のため交換用バッテリーキットの販売も終了させていただきました。
以下の 5.以降については、参考までに残しているものですが、
バッテリーは装着せず、バッテリーカバーを閉め、UPSのご利用を終了してください。





■ 新しいバッテリーの装着
5. 箱から取り出した新しいバッテリーを用意し、新しいトレイの側面を持ち、本体の挿入口に合わせます。

6. トレイの後部を少し持ち上げ、開口部内部に停止タブを合わせます。
その後、トレイを平らにして、バッテリーを完全に中に押し込みます。
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7. 手順3で外した 3つのネジでバッテリーを固定します。

8. 手順2で外したバッテリーコネクターをしっかりバッテリーに挿入します。
コネクターがしっかりはまると ” カチッ ” という音がします。

9. 本体右側の切れ込み部分にフロントパネルを合わせます。
フロントパネル側面のタブをUPS全面スロットに合わせ、しっかりはめ込みます。
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バッテリー交換手順は以上となります。
UPS本体のコンセントに商用電源が来ていれば、電源オフ時でもバッテリーの充電を開始します。
交換後のバッテリーが完全に充電されるまで3~6時間かかりますが、
この間、ご使用されていても問題ございません。


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【ホットスワップでの交換について】
Smart-UPSは、電源を入れたままでのホットスワップのバッテリー交換が可能です。
下記の注意点を確認のうえおこなってください。

・バッテリーの接続を外している間はUPSは負荷機器の保護ができず、
この際に電源障害が発生した場合にはUPSならびに負荷機器が停止します。
頻繁に電源障害が発生している箇所でご使用されている場合や
重要な機器を接続されているUPSのバッテリー交換につきましては
UPSを停止したうえでのバッテリー交換を推奨いたします。

[ホットスワップ交換後の操作]
・ バッテリー交換LEDを消灯させる
バッテリー交換LEDが点灯してしている際のホットスワップでのバッテリー交換の場合には、
バッテリーの交換直後も交換LEDは点灯したままです。
交換後にバッテリー交換LEDを消灯させるためには、バッテリーを十分にチャージした後に
手動でセルフテストを実行いただくか、定期的なセルフテスト(デフォルトで2週間に一度) をお待ちいただくことで、
UPSが新しいバッテリーを認識し、バッテリー交換LEDが消灯します。
手動のセルフテストは、前面パネルのTestボタンを長押しすると実行されます。


【ご注意】
・バッテリーは約20kgございます。重量物ですのでバッテリーの取り扱いには十分注意して作業を行ってください。
・運搬時は機器を水平に保ち移動してください。
・通常、接続中にバッテリー接続部での多少の火花が飛ぶことがございますが問題はありません。


【交換後の使用済みバッテリーについて】
交換後の使用済みバッテリーについては、弊社で承っております。
送料元払い(お客様負担)となりますが、事前の申し込みや処理費用は不要です。
購入したバッテリーキットの梱包箱は捨てずに取り外したバッテリーの送付時にご利用ください。​​​​​​
参考: APC UPS 使用済みバッテリー発送方法

なお、本モデルは販売終了から10年以上経過しており、サポートを終了させていただきました。
UPS本体の耐用年数は日本電機工業会による指針にて約5~6年と定義されており、
耐用年数が経過している機器は正常に動作しているものであっても
今後の安定性や信頼性の低下が懸念される時期であることから、
次回バッテリー交換の際には、機器を安全に保護していただくためバッテリー交換ではなく
本体をお買い替えくださるようお願いいたします。

Schneider Electric 日本

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