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Smart-UPS LCD (SMT, SMXシリーズ) オンライン状態のLCDパネル表示内容

Smart-UPS LCD SMTシリーズ, Smart-UPS X SMXシリーズのUPSの液晶ディスプレイのオンライン運転中の表示項目の説明です。


オンライン運転中の表示項目は、選択したメニュータイプ (Standard / Advanced) により異なります。
  • Standard モードの場合 : 単一画面表示で、バーグラフで負荷容量とバッテリー充電率を表示します
  • Advanced モードの場合 : 画面が切り替わり、5つの画面にて各種情報を表示します。
ConfigurationメニューでLCDの設定にてLCDのバックライトをAuto Off (オートOFF)にした場合には通常時ディスプレイは
消灯、非表示になります。


Smart-UPS LCD SMTシリーズ, Smart-UPS X SMXシリーズのLCDパネルに表示される通常時の情報内容を以下に説明します。


Standard モード
Standardモードでは単一表示画面にて状態を表示します。
06
上段: 接続されている負荷の容量
(UPSの最大出力に対する接続されている負荷消費電力の割合)
下段: バッテリーの充電率を数値とバーで表示します

左記のバー表示画面であれば、
メニュータイプにStandardを選択されていることがわかります。


Advanced モード
Advancedモードでは、数秒おきに画面が切り替わり、下記の順にて各種情報を表示します。
01
" 運転モード ", " 効率 " を表示します。
運転モードとして、
On Utility (商用電源供給・オンライン運転),
On Battery (バッテリー運転)
を表示ます。
オンライン運転の状態で、
Green (グリーンモード), AVR (電圧補正)が機能している場合には
その表示が追加されます。
左記の図の例では、オンライン運転でグリーンモード状態, 効率95%を示します。


02
入力電源・出力電源の" 電圧(V) ", " 周波数(Hz) " を表示します。
On Utility (商用電源供給・オンライン運転), の場合には
基本的に入出力 (InputとOutpu) は同じ数値で、
AVR (電圧補正機能)が作動中は、出力は電圧を補正したものになることから、
入力電圧に対し、出力電圧はより100Vに近い値が表示されます。


03
接続されている負荷の "消費電力" の表示です。
上段: 有効電力(W) と UPSの最大出力に対する負荷の割合、
下段: 皮相電力(VA) と 割合ならびに 電流値(A) を表示します。
WとVAについて、それぞれ100%を超えないよう接続してください。


04
上段: バッテリー充電率
下段: 推定ランタイム
推定ランタイムは、バッテリー運転に切り替わった場合の予想される
バックアップ時間の目安表示時間です。
この値は接続されている負荷の消費電力とバッテリーの充電率で変化します。
左記の例は、バッテリー充電は100%(満充電)、
バッテリー運転に切り替わった際に予想される連続バッテリーバックアップ時間が
45分と表示されている状態です。


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05
前回の"バッテリー運転切り替え理由"の表示です。
左記の例は、自動セルフテストにより
バッテリー運転が実行、終了したことを示します。




【注意】
3.の消費電力について、特にコンピューター等は消費電力が大きく変動することから
コンピューターのアイドル, 平常時の処理状態での消費電力にかかわらず、
負荷機器の電源ユニットの最大出力の合計がUPSの最大出力を超えないように接続ください。

Schneider Electric 日本

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