{}

シュナイダーエレクトリックのブランド

Impact-Company-Logo-English Black-01-177x54

シュナイダーエレクトリックのWebサイトへようこそ

シュナイダーエレクトリックのWebサイトへようこそ。

FAQを参照する

Network Management Card 2 ファームウェアアップデート方法

以下、Network Management Card 2 (NMC2)のファームウェアアップデート方法について説明します。
なお、以降Network Management Card 2は NMC2 と記載します。

[対象製品]
・AP9630J (Network Management Card 2)
・AP9631J (Network Management Card 2 EM)
・NMC2の機能を持つ製品 (ラックマウントPDU)

【準備】
1. NMC2 とネットワークで通信可能なWindows PCを⽤意してください。
2. 以下リンク先よりNMC2 のファームウェアをダウンロードし、PCに保存します。

ダウンロードページ: APCブランド製品 ファームウェア アップデートモジュール
ファームウェアモジュールにはUPSの場合、種類によって3種ございます。ご使用中のUPSシリーズのものをご選択ください。

3. ダウンロードしたファームウェアモジュールを実行し、以下の⼿順にそってNMC2の設定 および ファームウェアの適⽤をおこなっていきます。


事前準備は以上です。次に、以下手順に進みます。
なお、NMC のファームウェアアップデート作業ではファームウェア適⽤ののちNMC2 がリブートしますが、UPS本体の電源供給などの動作には影響いたしません。

【アップデート⼿順】
● NMC2のIPアドレスの確認
4. ファームウェアをアップデートする対象のNMC2のIPアドレスを確認します。
すでにIPアドレスが分かっている場合は、5.へ進んでください。
IPアドレスの確認・設定⽅法は、UPS 本体操作にて確認・設定してください。
Smart-UPS LCD SMT/SMXシリーズの場合は
Network Management CardのIPアドレスをSmart-UPS LCD (SMT/SMXシリーズ) 前面液晶パネルで設定する方法
を参照ください。

● NMC2のFTPアクセス有効化
5. NMC2のFTPを有効にします。
ファームウェアのモジュールは、FTPにてファイルを上書きすることから有効にしておく必要があります。

5-1. WebブラウザーでNMC2にアクセスします。

アクセスの際、以下URLを入力してください。
URL:  https://[NMC2 のIPアドレス]
管理者 または すべてのコマンドが使用可能なスーパーユーザーのデフォルトは ”ユーザー名︓apc”、”パスワード: 任意で設定したもの” です。

login
図1. ログイン画⾯

5-2. FTP Server を選択します。
[Configuration] ▼ [Network] > [FTP Server] を選択
日本語表示: [設定] ▼ [ネットワーク] > [FTPサーバー] を選択

FTP01
図2. FTP Server選択画面

5-3. FTPを有効にします。
FTP Server AccessのAccessにて ”Enable” にチェックを⼊れ、[Apply] ボタンをクリック
日本語表示: FTPサーバーアクセスのアクセスにて ”有効” にチェックを入れ、[適用] ボタンをクリック

FTP02
図3. FTP Server Accessの設定画面

5-4. Log Offします。
”The System needs to reboot for configuration change to take effect.” とメッセージが表⽰されたら、画⾯上部の [Log Off] をクリック
日本語表示: 画面上部の [ログオフ] をクリック

なお、Log Off 操作はUPSの出⼒には影響ありません。

Logoff
図4. Log offの選択箇所


● ファームウェアの更新
6. ファームウェアモジュールを解凍し、ファームウェアの更新をします。
6-1. 事前にダウンロードしたファームウェアモジュールを解凍します。
PCに保存したダウンロードファイル名: apc_hwxx_aosxxx_sumxxxx_bootmonxxx を実⾏し、
”When done unzipping open: .\NMCFirmwareUpdateUtility.exe” にチェックを入れ、
[Unzip] をクリックしファームウェアを解凍してください。

NMC Unzip
図5. WinZipのUnzip画面

Unzipをクリックしたのち、Winzipのダイアログボックスで ”9file(s) unzipped successfully" と表示されますので [OK] をクリックします。
NMC Unzip OK
図6: Winzipの解凍完了画面

OKをクリックしたのち、NMC Firmware Update Utility の画面が表⽰されます。
”When done unzipping open: .\NMCFirmwareUpdateUtility.exe” にチェックを入れた場合、以下画面は自動で開きます。
NMC2 FW utility
図7. NMC Firmware Update Utilityの画面

6-2. ファームウェアをアップデートします。
対象のNMC2の情報を入力します
Host :           NMC2のIPアドレスを⼊⼒
Protocol :     FTPを選択
User Name: NMC2にログインするユーザ名
Password :   NMC2にログインするパスワード
Languages:  NMC2の表示言語

FW up utility
図8. NMC2 Firmware Update Utility入力画面


なお、NMC2の日本語表示をさせたい場合、日本語が含まれるメニューは2つあります。
以下 Languages の項目でいずれかを選択し、 [Start Update] をクリックしてください。

・ English, Spanish, Chinese, Japanese, Portuguese, Korean
・ English, French, Russian, Chinese, Japanese, Korean

Languages
図9: Languages選択画面

上記を⼊⼒し [Start Update] をクリックすることで、
ファームウェアのアップデートが開始されます。ファームウェアのアップデートには約10 分かかります。
アップデート中はPCの電源およびネットワークを切らないでください。


6-3. アップデート完了メッセージが表示されます。
“Update Completed Successfully!” というメッセージが表⽰されたらファームウェアのアップデート完了です。
[OK] ボタンをクリックして閉じてください。

Success
図10: アップデート完了画面


【アップデート作業完了後の確認】
● NMC2の正常確認
7. 状態を確認します。

7-1. NMC2にWebブラウザーで再度アクセスします。
Home画⾯にUPS Model名, ステータス(UPS is Online in Green Mode.など)が表示されていることを確認してください。

Status
図11. NMC2のHome画面

7-2. NMC2 にログインしファームウェアバージョンを確認します。
[About] ▼ [Network] > Application Module を確認

About
図12: NMC2の画面

Name : sumx
Version: vx.x.x
今回適用したバージョンになっていることを確認します。
なお、以下画面のNameやバージョンは適用したファームウェアにより異なります。

Version
図13. NMC2のファームウェアバージョン確認画面

以上でファームウェアアップデート作業は終了です。
なお、必要に応じてこのファームウェアアップデート手順5-3で有効にしたFTPアクセスのEnableのチェックを外し、無効にしてください。


[参考]
・NMC2のログオン方法など詳細については APC UPS管理アクセサリー製品 各種マニュアル から
ご利用のNMC2のユーザマニュアルをダウンロードしてご確認ください。
・ファームウェアバージョンは Telnet で確認することも可能です。
TelnetでNMC2のコマンドラインインターフェイスにログオンし、ログイン後の表示の右上に、ファームウェアバージョンが表示されますのでご確認ください。
または コマンド: APC > about を入力し確認してください。
NMC FW telnet

Schneider Electric 日本

詳細を見る
製品:
製品群:
詳細を見る
製品:
製品群: