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Rack Automatic Transfer Switch (ATS)とUPSの接続に関する留意事項

Rack Automatic Transfer Switch (以下、ATS)とUPSを接続する場合は、以下の点に留意してください。

ATSは、異なる2つの電源系統から電源を取得し、
一方の入力電源に異常を検知した場合にもう一方の電源系統に切り替えることで、正常な電源を供給し続ける機器です。
ATSは常に入力電源を監視しており、電圧と周波数があらかじめ設定した範囲を超過した場合には、
もう一方の電圧と周波数が切り替え設定値内であることを確認しながら入力電源を切り替えます。

ATSは接続された入力電源の状態によって、切り替え動作が発生すること、
常に両系統の電源状態を監視していることから、
ATSの入力電源にUPSを使用する場合は次の点にご注意ください。

1. ATSの入力電源に対応するUPSの方式

・ オンライン方式 (常時インバーター給電方式)を使用してください
・ ラインインタラクティブ方式, オフライン方式 (常時商用給電方式)のUPSに接続したATSでは
接続されている負荷機器が停止、リブートする可能性があります

UPSにおいて、UPSの方式のうち、オンライン方式 (常時インバーター給電方式)のUPSは、
バッテリー運転に移行する際には無瞬断で切り替わります。
一方、ラインインタラクティブ方式、オフライン方式 (常時商用給電方式)のUPSは、
バッテリー運転に移行する際に瞬断が発生します。

ATSをラインインタラクティブ方式、オフライン方式のUPSに接続された場合には
UPSがバッテリー運転に移行する時に発生する瞬断が設定された電圧と周波数の範囲を超えたと検知し、
もう一方の入力電源に切り替えを試みます。
メンテナンスなどで一方の入力系統で電源が来ている状態において、一方の電源系統を切り離すような場合では、
有効な動作によりATSの出力に問題ないこともありますが、
もし、ATSに接続された両電源系統の異常が同時に発生した場合には
ラインインタラクティブ方式、オフライン方式のUPSに接続されていても両系統の電源は同時に瞬断が発生することによって、
その結果、ATSはいずれの電源系統も正常ではないと判断するため、切り替え時間が長くなります。


このようなことから、システム停止が許されないような環境においては、
ATSをUPSに接続する際にはオンライン方式のUPSを採用、接続することを強く推奨します。
また、ATSにラインインタラクティブ方式、オフライン方式のUPSに接続する使用については
動作保証できません。


2. UPSの周波数追従範囲の設定の必要性

ATSをオンライン方式 (常時インバーター方式) のUPSに接続する場合、
UPSの周波数追従範囲はATSの周波数設定よりも狭く(小さく)する必要があります。
例えば、ATSのデフォルト値は2Hz(設定範囲 1Hz, 2Hz, 3Hz)ですので、
接続されたUPSの出力周波数変動は2Hz未満に設定する必要があります。

Schneider Electric 日本

Rack Automatic Transfer Switch (ATS)とUPSの接続に関する留意事項

Rack Automatic Transfer Switch (以下、ATS)とUPSを接続する場合は、以下の点に留意してください。

ATSは、異なる2つの電源系統から電源を取得し、
一方の入力電源に異常を検知した場合にもう一方の電源系統に切り替えることで、正常な電源を供給し続ける機器です。
ATSは常に入力電源を監視しており、電圧と周波数があらかじめ設定した範囲を超過した場合には、
もう一方の電圧と周波数が切り替え設定値内であることを確認しながら入力電源を切り替えます。

ATSは接続された入力電源の状態によって、切り替え動作が発生すること、
常に両系統の電源状態を監視していることから、
ATSの入力電源にUPSを使用する場合は次の点にご注意ください。

1. ATSの入力電源に対応するUPSの方式

・ オンライン方式 (常時インバーター給電方式)を使用してください
・ ラインインタラクティブ方式, オフライン方式 (常時商用給電方式)のUPSに接続したATSでは
     接続されている負荷機器が停止、リブートする可能性があります

UPSにおいて、UPSの方式のうち、オンライン方式 (常時インバーター給電方式)のUPSは、
バッテリー運転に移行する際には無瞬断で切り替わります。
一方、ラインインタラクティブ方式、オフライン方式 (常時商用給電方式)のUPSは、
バッテリー運転に移行する際に瞬断が発生します。

ATSをラインインタラクティブ方式、オフライン方式のUPSに接続された場合には
UPSがバッテリー運転に移行する時に発生する瞬断が設定された電圧と周波数の範囲を超えたと検知し、
もう一方の入力電源に切り替えを試みます。
メンテナンスなどで一方の入力系統で電源が来ている状態において、一方の電源系統を切り離すような場合では、
有効な動作によりATSの出力に問題ないこともありますが、
もし、ATSに接続された両電源系統の異常が同時に発生した場合には
ラインインタラクティブ方式、オフライン方式のUPSに接続されていても両系統の電源は同時に瞬断が発生することによって、
その結果、ATSはいずれの電源系統も正常ではないと判断するため、切り替え時間が長くなります。


このようなことから、システム停止が許されないような環境においては、
ATSをUPSに接続する際にはオンライン方式のUPSを採用、接続することを強く推奨します。
また、ATSにラインインタラクティブ方式、オフライン方式のUPSに接続する使用については
動作保証できません。


2. UPSの周波数追従範囲の設定の必要性

ATSをオンライン方式 (常時インバーター方式) のUPSに接続する場合、
UPSの周波数追従範囲はATSの周波数設定よりも狭く(小さく)する必要があります。
例えば、ATSのデフォルト値は2Hz(設定範囲 1Hz, 2Hz, 3Hz)ですので、
接続されたUPSの出力周波数変動は2Hz未満に設定する必要があります。

Schneider Electric 日本

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