{}

シュナイダーエレクトリックのブランド

Impact-Company-Logo-English Black-01-177x54

シュナイダーエレクトリックのWebサイトへようこそ

シュナイダーエレクトリックのWebサイトへようこそ。

FAQを参照する

[セキュリティ情報] PowerChute Network Shutdown v4.3, v4.4の脆弱性対応修正プログラムについて (2022年9月公開)

このページでは、Apache Log4j、Eclipse Jetty、Spring FrameworkおよびApache Commons Compressについて、
2022年5月の時点で報告されている脆弱性への対策のためのPowerChute Network Shutdown v4.3, v4.4修正プログラムの適用方法をご案内します。

この修正プログラムを適用することで、2022年2月公開のApche Log4j脆弱性に対する修正の対応も含まれます。

【概要】
Apache Log4j、Eclipse Jetty、Spring Framework、Apache Commons Compressに対する脆弱性が以下のCVE番号で報告されています。
PowerChute Network Shutdownでは該当するサードパーティライブラリを使用しているため、対策済みのパッチの適用を推奨します。

・Log4j 関連
CVE-2021-44228

・Jetty 関連
CVE-2021-34428、CVE-2021-28169、CVE-2021-28165、CVE-2020-27223、CVE-2020-27218、CVE-2020-27216

・Spring Framework 関連
CVE-2020-5398、CVE-2020-5421

・Commons Compress 関連
CVE-2021-36090、CVE-2021-35517、CVE-2021-35516、CVE-2021-35515、CVE-2019-12402、CVE-2018-11771

【対象製品】
PowerChute Network Shutdown v4.3
PowerChute Network Shutdown v4.4

* PowerChute Network Shutdown v4.4 仮想アプライアンスをお使いの場合:
本修正プログラムが適用されたアプライアンス PowerChute Network Shutdown v4.4.3をClubAPCにて公開しております。
v4.4.3のアプライアンスモジュールは従来のCentOSベースからAlmaLinux ベースに変更されました。
ソフトウェアのアップグレードとは異なり、新たなデプロイが必要なため、設定内容は引き継がれずデプロイ後に再設定が必要です。
v4.4.3のアプライアンスモジュールはClub APCよりダウンロードしてください。

* 本修正プログラムはvMAには非対応のため、VMware環境では仮想アプライアンスを使用して適用してください。


【修正プログラムについて】
この修正プログラムでは概要で記載した脆弱性の対策済のバージョンファイル (log4j 2.17.1 jar、jetty 9.4.43、commons-compress 1.21)にアップデートされます。また、pcns.jar ファイルも更新します。


【修正プログラムの適用手順】

[Windows環境]
1.  patch_4.3.1_jp.zip (v4.3用)、もしくは、patch_4.4.0.3_jp.zip (v4.4用)ファイルをPowerChuteがインストールされているマシンの任意のフォルダーにコピーし、ファイルを展開します。(ここでは c:\temp にコピーしたとします)
2.  管理者権限でコマンドプロンプトを開きます
3.  ファイルを展開したフォルダーに移動します
上記1. で c:\temp コピーした場合は、次のコマンドを実行しフォルダーに移動します。
cd c:\temp
4.  以下のコマンドでスクリプトを実行します
run_patch.cmd
5.  スクリプトの実行後、以下メッセージが表示されたら完了です
" Patch applied to PowerChute, starting PowerChute service"

注:修正プログラムのスクリプトを実行する中でPowerChuteサービスの停止と起動が含まれます。

[Linux, Unix (Solaris, HP-UX, AIX), MacOS環境、PowerChute v4.3仮想アプライアンス]
1.  patch_4.3.1_jp.zip (v4.3用)、もしくは、patch_4.4.0.3_jp.zip (v4.4用)ファイルをPowerChuteがインストールされているマシンの任意のディレクトリにコピーし、ファイルを展開します。
2.  ターミナルプロンプトを開くか、SSH経由でPowerChuteマシンに接続します。
3.  ファイルを展開したディレクトリに変更し、rootユーザーとして、またはsudoを使用して以下を実行します。
chmod +x ./pcns_patch.sh
./pcns_patch.sh
4.  スクリプトの実行後、以下メッセージが表示されたら完了です。
"Patch applied to PowerChute."

注:修正プログラムのスクリプトを実行する中でPowerChuteサービスの停止と起動が含まれます。


修正プログラムの適用後には、
<PCNSインストールパス>\PowerChute\group1\compフォルダーのpcns.jarファイルが更新されます。
<PCNSインストールパス>\PowerChute\group1\libフォルダー配下のライブラリが更新され、以前のバージョンのライブラリは同フォルダーから削除されます。

Schneider Electric 日本

添付

patch_4.4.0.3_jp.zippatch_4.4.0.3_jp.zip [11.14 MB]
patch_4.3.1_jp.zippatch_4.3.1_jp.zip [6.83 MB]
詳細を見る
製品群:
詳細を見る
製品群: