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バッテリー交換手順 Smart-UPS SRT (SRT48BPJ, SRT72BPJ, SRT96BPJ 拡張バッテリー)
SRT2400XLJ用拡張バッテリー (型番: SRT96BPJ) のバッテリー交換手順についての説明です。
【はじめに】
交換用バッテリーキットは、それぞれ型番が異なり、
SRT1000XLJ用拡張バッテリー (型番: SRT48BPJ) 型番: APCRBC155J ×2式
SRT1500XLJ用拡張バッテリー (型番: SRT72BPJ) 型番: APCRBC141J ×2式
SRT2400XLJ用拡張バッテリー (型番: SRT96BPJ) 型番: APCRBC152J ×2式
拡張バッテリーユニット1台に対して、交換用バッテリーキットを各2セット必要です。
作業にはバッテリーモジュールを留めているネジを外すためにプラスドライバーが必要となります。あらかじめご用意ください。
バッテリーモジュールは高電圧から絶縁されているため、バッテリーの交換は安全です。
その他、作業上の注意点 や ホットスワップによるバッテリー交換について などページ下部に記載しておりますのでご確認ください。
● 製品外観
例: 拡張バッテリー写真: SRT48BPJ 製品名: SRT1000XLJ用拡張バッテリー | 例: バッテリー写真: APCRBC155J 交換用バッテリーキット ×2式 *1 |
*1 SRT1500XLJ用拡張バッテリー (型番: SRT72BPJ)の交換用バッテリーキットは 型番: APCRBC141J ×2式,
SRT2400XLJ用拡張バッテリー (型番: SRT96BPJ)の交換用バッテリーキットは 型番: APCRBC152J ×2式 です。
【バッテリー交換手順】
● バッテリーの取り外し
1. 購入した交換用バッテリーキットを箱から取り出します。
2. フロントベゼルを外します。
3. バッテリーコネクターを 2箇所外します。
4. バッテリーモジュールのネジを 6本外します。
5. バッテリーモジュールを外します。バッテリーにはストッパーが 2か所ありますので、ストッパーを押してゆっくりと引き出します。
バッテリーモジュールは約12kg です。バッテリーモジュールは2つあり、1本ずつ上記作業で取り出してください。
6. 取り出した古いバッテリーモジュールを梱包箱に梱包します。
(交換用バッテリーキットの箱は処分せずご使用済みのバッテリーの輸送にご利用ください。)
● 新しいバッテリーの装着
7. バッテリーモジュールを内部の取り付け溝に沿って、静かにスライドさせ挿入します。
8. バッテリーモジュールのネジを 6本取り付けます。
9. バッテリーコネクターを 2箇所接続します。接続した後コネクターがしっかりと挿入されていることを確認してください。
10. フロントベゼルのフック(爪) が取り付け溝に挿入されていることを確認しながら、フロントベゼルをゆっくりとはめます。
【バッテリー交換後の操作】
バッテリー交換された日を設定、更新するまで 交換が必要です のメッセージは消えません。 |
● 交換日の設定
A. UPS本体メニューでのバッテリー交換日設定
本体メニューからバッテリー交換日付を設定してください。
上下の矢印のボタンを使い [メインメニュー] → [設定]
→ [バッテリー] → [インストール日付: 電池パック x, RBCx/x ] を選択し、
交換した年月を設定します。
UPS本体のバッテリーは "内部バッテリ"、拡張バッテリーは "電池パック" の項目で表示されます。
拡張バッテリーは電池パック 1, 電池パック 2と接続されている数だけ表示されますので、
交換されたら、各電池パックのインストール日を更新、設定してください
[備考]
UPS本体で設定した日付が反映, 更新されない場合の対処方法:
ディスプレイのリセットをお試しください。UPSの出力には影響しません。
ディスプレイリセット方法
液晶パネルから上ボタンを長押し後に上ボタンを押したまま下ボタンを押した状態で両方のボタンを10秒程度押し続けます。
液晶パネルに"APC"と表示されたら、上下ボタンを離します。
B. Network Management Cardでの設定方法
UPSにNetwork Management Card を装着している場合には、Webインターフェイスで設定ができます。
1. Network Management Card にアクセスをする
2. ステータス (Status)▼ - バッテリー システム (Battery System) の画面を開く
3. 拡張バッテリーの設定の場合には、 "バッテリー パック 1 (Battery Pack 1)" をクリックします。
4. 取り付け日のバッテリーカートリッジ1, バッテリーカートリッジ2のそれぞれの項目に対して、
バッテリーを交換した日付を入力し、適用 (Apply) ボタンを押下します
拡張バッテリーは最大10台まで接続できます。複数台の拡張バッテリーが接続されている場合には、
上記の3.で "バッテリー パック 2 (Battery Pack 2)" , "バッテリー パック 3 (Battery Pack 3)"が
リストアップされていますので、バッテリー交換を行った拡張バッテリーについて、
それぞれ、手順4の取り付け日を入力、反映してください。
バッテリー交換手順は以上です。交換後のバッテリーは、拡張バッテリーは1台あたり満充電まで約6時間かかります。
UPSの入力電源が来ていれば、出力オフ時でもバッテリーは充電されます。
バッテリー交換手順は以上となります。
【ご注意】
・本モデルのバッテリーモジュールは1個で約12kgとなり重量物ですので、お取り扱いには十分注意して2人以上で作業をおこなってください。
・本体を運搬する際は機器を水平に保ち移動してください。
【交換後の使用済みバッテリーについて】
・交換後の使用済みバッテリーについては、弊社で承っております。
送料元払い(お客様負担)となりますが、事前の申し込みや処理費用は不要です。
購入したバッテリーキットの梱包箱は捨てずに取り外したバッテリーの送付時にご利用ください。
参考: APC UPS 使用済みバッテリー発送方法
【参考】
・ファイルでの入手を希望の場合は仕様書にも記載があります。
対象UPSの仕様書をダウンロードし、”バッテリー交換”の項目をご確認ください。
参考: APCブランド UPS各製品 仕様書のリンク