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バッテリー交換手順 Smart-UPS X (SMX3000RMHV2UJ)

SMX3000RMHV2UJ (Smart-UPS X 3000VA Rack/Tower LCD 200V) のバッテリー交換手順を説明します。


【はじめに】
SMX3000RMHV2UJ (Smart-UPS X 3000VA Rack/Tower LCD 200V)
交換用バッテリーキット型番: APCRBC117J です。

あらかじめご用意ください。なお、バッテリーご購入前にはご所有のUPS本体上面天板のバーコードラベル、
もしくは前面ベゼルを取り外した筐体左側に貼ってあるラベルにて
UPS本体の製品型番が "SMX3000RMHV2UJ" であることをご確認ください。 *1
その他、作業上の注意点 や ホットスワップによるバッテリー交換についてなどページ下部に記載していますのでご確認ください。


● 製品外観
SMX200V SMXtowerAPCRBC117J
本体写真: SMX3000RMHV2UJ
APC Smart-UPS 1200VA RM 1U LCD 100V
バッテリー写真: APCRBC117J
交換用バッテリーキット


【バッテリー交換手順・ラックマウント】

● バッテリーの取り外し
1. フロントベゼルを外します。

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2. バッテリーカバーの 2個のネジを緩めて、バッテリーカバーを外します。

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3. バッテリーコネクターを外します。

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4. バッテリートレイには不意に UPSから飛び出すことを防ぐための機構がついています。
バッテリートレイの取っ手を持って、バッテリートレイを上に上げながら装置内部から
半分ほど引き出します。次いで、バッテリートレイ底面をしっかりと持って、
UPS 内部からバッテリートレイを取り出します。
なお、バッテリートレイの重量は 約22Kgです。安全のため 2人以上で作業を行ってください。

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5. 交換用バッテリーキットを下図のように静かにスライドさせ挿入します。

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● 新しいバッテリーの装着
6. 交換したバッテリートレイのバッテリーコネクターを下図のように UPS 本体のコネクターと
接続します。接続した後にコネクターが、しっかりと挿入されていることを確認してください。
バッテリー接続時にコネクター端子の1~2mmの間で小さな火花が見えることがありますが問題ありません

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7. バッテリーカバーを下図のように取り付け、バッテリーカバーのネジ 2個を締め付けます。

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8. ベゼルを取り付けます。

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バッテリー交換手順は以上となります。交換後のバッテリーは、3時間以上充電してからご使用ください。
UPSの入力電源が来ていれば、出力オフ時でもバッテリーは充電されます。


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【バッテリー交換後の操作】

● UPSの電源を停止での交換の場合
電源を停止した状態で、バッテリー交換をした場合には、交換確認メッセージは表示されません。
バッテリー交換日付は次の操作にて手動で設定可能です
ディスプレイメニューがで、
[ Configuration (セッテイ) ] - [ Battery Install (バッテリ インストール) ]を表示し、
”Enter” ボタンを押下して点滅したら、月と年(西暦)を設定します。


ホットスワップによる交換の場合
・ バッテリー交換後に表示されるメッセージについて
バッテリーを交換したのちに新しいバッテリーを取り付けたかを確認するメッセージがディスプレイ上に表示されます。
交換を実施した場合には " Yes " を選択します。New Battery Installed: Noと表示されますので、
上下ボタンで" Yes "を選択し、" Enter "ボタン押します。

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” Yes ” を選択すると、図のようなバッテリーインストールの日付の画面が表示されますので、
バッテリーを交換した月と年(西暦) を ” UP/DOWN ” ボタンで選択して ” Enter ” ボタンを押してください。

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・ バッテリー交換LEDを消灯させる
バッテリー交換LEDが点灯してしている際のホットスワップでのバッテリー交換の場合には、
交換してもセルフテストが実行されるまでは交換LEDは点灯したままです。
交換後にバッテリー交換LEDを消灯させるためには、バッテリーを十分にチャージした後に
手動でセルフテストを実行いただくか、定期的なセルフテスト (デフォルトで2週間に一度) をお待ちいただくことで、
UPSが新しいバッテリーを認識し、バッテリー交換LEDが消灯します。

手動のセルフテストは、本体メニュー画面から
[ Test & Diags (テスト&シンダン) ] -  [ UPS Self Test (UPS セルフテスト) ] - "Yes" を選択して、”Enter”ボタンを押してください。


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【ホットスワップでのバッテリー交換について】
本モデルはホットスワップでのバッテリー交換が可能です。かならず、下記注意点を確認のうえ交換してください。

・UPS本体からバッテリーを外しているあいだ、UPSは負荷機器の保護ができず電源障害が発生した場合はUPSならびに負荷機器が停止します。
頻繁に電源障害が発生している場所でご使用の場合や重要な機器を接続されている際のUPSのバッテリー交換については
UPSを停止したうえでバッテリー交換をすることを推奨いたします。


【ご注意】
・バッテリートレイは 約22kgとなり重量物ですので、お取り扱いには十分注意して2人以上で作業をおこなってください。
・本体を運搬する際は機器を水平に保ち移動してください。
・バッテリー接続時にコネクター端子の1~2mmの間で小さな火花が見えることがありますが問題ありません


【交換後の使用済みバッテリーについて】
交換後の使用済みバッテリーについては、弊社で承っております。
送料元払い(お客様負担)となりますが、事前の申し込みや処理費用は不要です。
購入したバッテリーキットの梱包箱は捨てずに取り外したバッテリーの送付時にご利用ください。​​​​​​
参考: APC UPS 使用済みバッテリー発送方法


【参考】
・ファイルでの入手を希望の場合は仕様書にも記載があります。 対象UPSの仕様書をダウンロードし、
”バッテリー交換”の項目をご確認ください。
参考: APCブランド UPS各製品 仕様書のリンク


*1 製品型番がご不明な場合の参照先:
Smart-UPS LCD (SMTシリーズ, SMXシリーズ) 製品型番・シリアル番号の確認方法

Schneider Electric 日本

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