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TM3 バスカプラー/ TM3BCCO 通信ビットレートを設定したい

通信のビットレート(ボーレート)は、
TM3BCCO本体上の2つのロータリースイッチ[TENS],[ONES]で設定します。
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[TENS]:ビットレートの指定番号を「ビットレート選択表(*1)」から選択します。
[ONES]:「not used」範囲位置に設定すると、電源起動時にビットレートの設定モードになります。


【設定手順】
下記の通りです。
手順実施内容備考
1本体の電源を切ります・電源投入のタイミングでのみ処理開始の判断を行います
22mmまたは2.5mm のマイナスドライバーで、ロータリースイッチ[ONES][not used](番号無し)の位置に設定します・ロータリスイッチは手で回せるように設計されています。軸力は2N以下にしてください
・ロータリスイッチをこれらの番号のない位置に設定すると、バスカプラが新しいビットレートを受け入れる準備ができます
32mmまたは2.5mmのマイナスドライバーで、ロータリースイッチ[TENS]を選択したビットレートに対応する位置に設定します(*1)・ロータリースイッチの位置を決めるには、下図のビットレート選択表(*1)を使用してください
[TENS]1012、および[not used]に設定すると次回の電源投入時にエラー検出されます
4本体の電源を入れます。・電源投入のタイミングでのみロータリースイッチの設定を読み取ります
5ステータスLED[RUN][ERR]3回点滅し、その後点灯したままになるのを待ちます・新しいビットレート設定をメモリに書き込んでいます
6本体の電源を切ります。ビットレートの設定は完了したため、[TENS],[ONES]ロータリースイッチをCANopen Node IDアドレスの設定に戻します。・ビットレートが設定されました。動作させるにはこの後にCANopen Node IDアドレスの設定を行ってください。上記手順の位置のままで電源再投入すると、再度ビットレートの更新処理が始まります

*1・・・ビットレート選択表
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【ビットレート500 kbits/sに設定する例】
本体電源を切ります。
[ONES]を[not userd]のエリアに合わせます。
ビットレート選択表から500kbits/sは「5」なので、[TENS]を「5」に合わせます。
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本体電源を入れます。
ステータスLEDの[RUN]と[ERR]が3回点滅し、その後点灯したままになるのを待ちます。
本体電源を切り、ロータリースイッチをCANopen Node IDに指定し直します。

【注意事項】
・本体電源ON中にロータリースイッチを変更するとエラーになります(”ERR” LED が赤く点滅)

【補足】
・工場出荷時設定は250kbits/s です
・ビットレートを設定すると、情報は不揮発性メモリに書き込まれ電断後も保持されます


Modicon TM3 Bus Coupler, Hardware Guide
本書の"TM3 CANopen Bus Coupler"の項を参照ください。

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製品:
TM3BCCO
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