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APC Digital KVMスイッチ (KVM1116P, KVM2116P, KVM2132P, KVMアクセスソフトウェア) Java 7 アップデート51以降との互換性
【対象製品】
・ APC Digital KVM:
製品型番: KVM1116P, KVM2116P, KVM2132P (いずれも販売終了)
製品型番: AP5610, AP5615, AP5616 (いずれも販売終了)
・ KVMアクセスソフトウェア
APCのRack IP/Digital KVM Switchモデルは、ブラウザへのアクセスをJavaビューアを使用しています。
Java 7 Update 51のアップグレード時に KVM1116P, KVM2116P, KVM2132PのKVMスイッチ用のJavaクライアント/ビューア (Webブラウザからアクセス可能)が
正常に起動せず、"Unable to launch the application" (意味: アプリケーションを起動できません) 、
または同様のセキュリティ警告が表示される場合があります。
Java 7 Update 51にアップグレードする前にKVM1116P, KVM2116P, KVM2132Pで次のメッセージが表示されている場合があります。
JARファイルマニフェストにPermissions属性が含まれていないため、このアプリケーションは今後のJavaセキュリティ更新でブロックされます。
詳細については、パブリッシャーにお問い合わせください。
AP5610, AP5615, AP5616では、次のメッセージも受信される場合があります。
最後に、WindowsまたはLinux用KVMアクセス・ソフトウェアv1.0.085はJava 7と互換性がありません。
Java 32ビットは一般的に最も効果的です。次のようなエラーメッセージが表示される場合があります。
製品ライン
- ラックアクセサリ – KVMスイッチ
- KVM11P
- KVM2116P
- KVM2132P
- KVMアクセスソフトウェア
- AP5610(販売終了)
- AP5615(販売終了)
- AP5616(販売終了)
【環境】
・ APC Digital KVM :
KVM1116P, KVM2116P, KVM2132P - ファームウェアv1.0.081以前
AP5610, AP5615, AP5616 - すべてのファームウェアバージョン
・ Webブラウザ経由でKVM Switchにアクセスするために使用するクライアント・コンピュータ上のJava7 Update 51以降 *1
*1 Java 8を除く
・ KVMアクセスソフトウェア v1.0.085
【原因】
Java 7 Update 51以降のJavaはセキュリティ・モデルを強化し、外部からの悪用に対するユーザー・システムの脆弱性を減らしました。
新しいバージョンのJavaでは、署名されていない (Unsigned)アプリケーション、自己署名されている (信頼された機関による署名されていない)アプリケーション、
および権限属性がないアプリケーションをユーザーが実行することはできません。
【解決策】
1. 更新ファイル
KVM1116P, KVM2116P, KVM2132P にあるWebブラウザ用Javaクライアントが、正常に機能するようファームウェアアップグレードで更新されます。
適用するファームウェアファイルバージョン
・ v1.0.086: KVM2116P, KVM2132P エンタープライズIP KVM用
・ v1.0.088: KVM1116P SMB IP KVM用
・ v1.1.102-02のセットアップファイルとアップグレードファイル: KVMアクセスソフトウェア
このFAQの下に添付されています。
KVM Access Software v1.1.102がJava 8で正しく動作しない場合の対象方法 :
暫定的な解決策として、ユーザーが使用しているオペレーティング・システムでJava 8を使用している場合には、
Java 7にダウングレードしてから、KVMアクセス・ソフトウェアをインストールできます。
KVMアクセス・ソフトウェアのインストールが正常に完了すると、ユーザーは再度Java 8にアップグレードでき、ソフトウェアはJava 8で実行されます。
2. Java Client AP
2-1. KVM1116P, KVM2116P, KVM2132P
ダウンロード可能なJava Client APではこの問題は発生しません。
この別の方法では、Webブラウザを使用せずに、KVMスイッチにリモートでアクセスできます。
KVMのWebインターフェイスで [Download] → [Java Client AP]を選択し、ローカルコンピュータに保存します。
2-2. すべてのKVMモデル
KVMファームウェアのアップグレードの前または代わりに回避策として、ユーザーはJava内の例外サイト・リスト機能を使用して、
セキュリティ設定によってブロックされているアプリケーションを実行できます。
ブロックされたアプリケーションのURLを例外サイト・リストに追加すると、アプリケーションは警告を表示して実行できます。
この回避策の詳細については、
http://www.java.com/en/download/help/java_blocked.xml
を参照してください。
AP5610, AP5615, AP5616は2008年後半に販売終了しており、以降のファームウェアアップグレードはありません。
公開先:Schneider Electric 日本
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