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PowerChute Serial Shutdown for Business イベント "通信切断" (シリアルケーブル接続)
シリアルケーブル接続で使用しているときのPowerChute Serial Shutdown for Business (PCSS for Business)で
発報される "通信切断" イベントの説明です。

【対象バージョン】
PowerChute Serial Shutdown for Business (PCSS for Business)

【概要】
PowerChute Serial ShutdownとUPS間の通信が失われた場合、"通信切断" イベントが発報, 記録されます。


【要因】
シリアルケーブル接続で使用されている場合の本イベントは以下を検知した際に記録されます。

1. UPSのケーブルが抜けているなど、UPSと通信ができないとき
2. UPSから受信したデータが正しくないと判断されたとき

2.の場合には、コンピューター本体が高負荷になっているなどの際の動作にて
CPU占有率、周囲I/Oの状況などにより、UPSのデータが受信できない場合が考えられます。


【動作】
PowerChute Serial Shutdownでは、通信状態を常時監視しており
"通信切断" イベントに対して通信状態が回復すると "通信確立" イベントが記録されます。


【対処方法】
"通信切断" イベント発生から30秒以内に "通信確立" イベントが記録されていれば運用上問題は生じません。
復旧までの期間がこれよりも長い場合には、その解消のために通信切断の間において
コンピューターを占有しているプロセスがないか確認ください。
"通信切断" ステータスのまま復旧しない場合には、UPSならびにコンピューター本体の
それぞれのケーブルの接続確認および コンピューターの再起動での通信復旧を確認ください。

なお、PowerChute Serial Shutdownを使用しているUPSにNetwork Management Cardを装着している場合には、
Network Management Cardの動作状況により通信切断のログが記録されることがあります。


【参考】サーバーの管理機能がシリアル通信を占有する場合について

ご使用のサーバーが [ HPE社製ProLiant サーバー ] または [ IBM社製 System x サーバー ] の場合、以下リンクもご確認ください。
PowerChute シリアル接続時にサーバーとUPSの通信が切断される・確立しない

Schneider Electric 日本

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