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バッテリー交換手順 Smart-UPS SUA (SUA500JB, SUA750JB タワー) : サポート・バッテリー販売終了製品
Smart-UPS 500 ブラックモデル (型番: SUA500JB),
Smart-UPS 750 ブラックモデル (型番: SUA750JB) のバッテリー交換手順についての説明です。
交換用バッテリーキットの販売は終息とさせていただいており、
本コンテンツは、バッテリーの取り外し方の参考にしていただくことを前提とした内容になっております。
【ご注意】
サポート期間が終了した製品です。
安全のためにご使用を中止し、後継機種にお買い替えください。
Smart-UPS 500 ブラックモデル (型番: SUA500JB), Smart-UPS 750 ブラックモデル (型番: SUA750JB) は、
2005年~2012年まで販売された製品で初回出荷からおよそ20年、最終出荷の製品10年以上経過しており、
製品のサポートは終了させていただいております。
また、安全上の観点から交換用バッテリーの販売を終了させていただきます。
製品サポート期間は設計上の標準使用期間とお考えいただき、
販売終息の交換用バッテリーキット 型番: RBC48L をご購入可能な場合もございますが、
本モデルを継続してご使用しなければならない特別なご事情の場合を除き、
安全、安定した運用のためにバッテリー交換ではなく、本体をお買い替えをお願いいたします。
(バッテリー販売終了について)
安全を考えてUPS本体の耐用年数を超えた製品の使用を控えていただくための
交換用バッテリーの販売終了であることにご理解をいただき、
また、弊社UPSの互換バッテリーと謳った製品の使用によるトラブルに関しましては、
弊社では一切の対応はできかねることご承知おきください。
参考: APC UPS 後継機種型番一覧
後継機種は、SUA500JBがSMT500J, SUA750JBがSMT750J になります。
APCブランド製品を新規にご購入いただくと
ご使用中のUPSを無料でお引き取りするプログラムを用意しております
Trade-UPS - UPS買い替えプログラム
なお、バッテリー交換された製品についても、ご使用されるなかで製品の動作に不調、異常があった場合には
製品故障が疑われますので、製品のご使用をただちに中止してください。
【はじめに】
・Smart-UPS 500 ブラックモデル (型番: SUA500JB),Smart-UPS 750 ブラックモデル (型番: SUA750JB) の
交換用バッテリーキットの販売は終了させていただきました。
・ ご利用のUPS本体背面のバーコードラベル上段にて本コンテンツの対象製品
” SUA500JB ” もしくは ” SUA750JB " であることご確認ください。
・その他、作業上の注意点 や ホットスワップによるバッテリー交換について などページ下部に記載していますのでご確認ください。
● 製品外観
本体写真: SUA500JB 製品名: Smart-UPS 500 ブラックモデル | 交換用バッテリーキット写真: RBC48L 販売終息 |
【バッテリー交換手順】
● バッテリーの取り外し
1. 前面パネル上部をつかみ、手前に引っ張るようにパネルを下方手前に倒してください。(図1)
図1 前面パネルを開ける
2. 前面パネル底部が本体フックにかかっていますので、本体前面を上方に持ち上げてフロントカバーを外します。
注意: 露出したフロントカバー裏面のプリント回路基板には触れないでください。
3. 図2のように、フロントカバーをUPS上部に折り返してください。
注意: リボンケーブルを強い力で引っ張らないよう注意します。
図2 前面パネルを上部に折り返す
4. 白い樹脂の留め具(プランジャー: 図3 拡大部分) を引っ張り、バッテリードアを下に倒します。
図3 バッテリードアを下に倒す
5. バッテリーを引き出してください。
最初はタブを掴んでバッテリーをUPSからゆっくりと引き出し、少し手前に引き出したところで
バッテリーの両端を掴んでバッテリーをUPSからゆっくりと引き出してください。
図4 バッテリーを引き出す
バッテリーを取り外した本体とバッテリーは正しくご処分いただくようお願いいたします。
参考:
・APCブランドUPSの処分方法
本製品のサポートは終了させていただいており、安全のため交換用バッテリーキットの販売も終了させていただきます。
以下の 6.以降については、参考までに残しているものですが、
バッテリーは装着せず、バッテリーカバーを閉め、UPSのご利用を終了してください。
● 新しいバッテリーの装着
6. バッテリーを取り除いたのち、新しいバッテリーを装着します。
1. ~ 5. の手順を逆にたどりバッテリーを挿入、バッテリードアを閉め、前面パネルをはめてください。
注意: バッテリーは挿入することで、本体奥上部にある黒いコネクターと接続されます。
バッテリーの向きに注意しバッテリー装着の際にはゆっくり中に挿入してください。
バッテリードアを閉じるには、図3のプランジャーが延びた状態であることを確認し、
カバーを閉めてからプランジャーを押してロックされた状態にします。
バッテリー交換手順は以上となります。
UPS本体のコンセントに商用電源が来ていれば、電源オフ時でもバッテリーの充電を開始します。
交換後のバッテリーが完全に充電されるまで、3~6時間充電かかりますが、
その間もご使用いただいて問題ありません。
【ホットスワップでの交換について】
本モデルは ホットスワップでのバッテリー交換が可能です。かならず、下記注意点を確認のうえ交換してください。
・UPS本体からバッテリーを外している間にUPSは負荷機器の保護ができず電源障害が発生した場合はUPSならびに負荷機器が停止します。
頻繁に電源障害が発生している場所でご使用の場合や重要な機器を接続されている際のUPSのバッテリー交換については
UPSを停止したうえでバッテリー交換をすることを推奨いたします。
[ホットスワップ交換後の操作]
・ バッテリー交換LEDを消灯させる
バッテリー交換LEDが点灯してしている際のホットスワップでのバッテリー交換の場合には、
バッテリーの交換直後も交換LEDは点灯したままです。
交換後にバッテリー交換LEDを消灯させるためには、バッテリーを十分にチャージした後に
手動でセルフテストを実行いただくか、定期的なセルフテスト (デフォルトで2週間に一度) をお待ちいただくことで、
UPSが新しいバッテリーを認識し、バッテリー交換LEDが消灯します。
手動のセルフテストは、前面パネルのTestボタンを長押しすると実行されます。
【ご注意】
・重量物ですのでバッテリーの取り扱いには十分注意して作業を行ってください。
・SUA500JB, SUA750JB いずれもバッテリーを含む本体重量は約13kgです。
本体の移動が必要となる際は2人以上で作業を行ってください。
・運搬時は機器を水平に保ち移動してください。
・内部保護カバー(バッテリードア) を取りはずした状態においては上部の内部基板に触れないよう注意して作業を行ってください。
・交換用バッテリーは完全な充電状態にはなっておりません。
交換直後のバッテリーは期待されたバックアップ時間を満たせないことがありますので、
負荷の確実な保護のために交換後に充電時間をおいてからご使用ください。
【交換後の使用済みバッテリーについて】
・交換後の使用済みバッテリーについては、弊社で承っております。
送料元払い(お客様負担)となりますが、事前の申し込みや処理費用は不要です。
購入したバッテリーキットの梱包箱は捨てずに取り外したバッテリーの送付時にご利用ください。
参考: APC UPS 使用済みバッテリー発送方法
なお、本モデルは販売終了から10年以上経過しており、サポートを終了させていただきました。
UPS本体の耐用年数は日本電機工業会による指針にて約5~6年と定義されており、
耐用年数が経過している機器は正常に動作しているものであっても今後の安定性や信頼性の低下が懸念される時期であることから、
ご使用年数に応じて、次回バッテリー交換の際には、機器を安全に保護していただくため
バッテリー交換ではなく本体をお買い替えをご検討ください。