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APC RS Gシリーズ マスタ連動コンセント機能について : サポート終了製品

APC RS Gシリーズのサージ保護のみコンセントに連動コンセントがある機種、
APC RS 400, APC RS 550
バックアップコンセント、サージ保護のみコンセントの両方に連動コンセントのある機種、
APC RS 1000, APC RS Pro 1200, APC RS XL500
のマスタ連動コンセント機能の設定方法の説明です。


* マスター連動コンセントはAPC RS Gシリーズのみの機能です、後継のSシリーズにはこの機能はありません。

【対象機種】販売・サポート終了
・サージ保護のみコンセントに連動コンセント
BR400G-JP, BR550G-JP
・ バックアップコンセント, サージ保護のみコンセントの両方に連動コンセント
BR1000G-JP, BR1200G-JP, BR1200GL-JP

【マスタ連動コンセントとは】
マスタ連動コンセント機能とは、UPSのマスタコンセントに挿す機器(マスタ)の On/Off、コンピュータのスリープモード等の状態に対して、
マスタ機器の動作に連動するコンセント機能で、機器のOn/Off制御をする機能となります。

この機能を活用することで、接続されている機器の電源操作の手間を省く他、機器の待機電力を削減することで、消費電量を抑えることができます。

BR400G-JP, BR550G-JPにはサージ保護のみコンセント、
BR1000G-JP, BR1200G-JP, BR1200GL-JPの連動コンセントには、
バッテリバックアップのコンセントとサージ保護のみコンセントの両方に用意されております。


【連動コンセント数】
BR400G-JP, BR550G-JP
・ 連動コンセント (サージ保護のみコンセント)
×2口 [ BR400G-JP, BR550G-JP ]

BR1000G-JP, BR1200G-JP, BR1200GL-JP
・ 連動コンセント (バックアップコンセント)
×1口
・ 連動コンセント (サージ保護のみコンセント)
×2口 [ BR1000G-JP ]
×3口 [ BR1200G-JP ]




【設定方法】

1. 機能の有効・無効

このマスタ連動コンセントは必要に応じ、機能自体を作動・非作動にすることが可能で 葉のマークで機能の状況を確認できます。
マスタ連動コンセントの設定についてはソフトウェア (PowerChute)を必要とせず、本体操作で設定可能です。

01 02

図1. マスター連動の作動表示  (葉のマーク)


機能の有効、無効は装置の前面上部ボタンのうち、ミュートボタンとメニューボタンの2つ同時に長押しすることで、設定できます。

1. UPSの電源が入っている状態で操作してください

2. ミュートボタンとメニューボタンの2つ同時に押し続けてください
03 約2秒
3. 約2秒押し続けると、"ピッ"というアラーム音とともに葉のマークが点灯、消灯します。
指をはなしてください。

1. 〜 3. の操作を繰り返すことで、有効、無効を設定できます。



2. マスタ機器の作動切替値設定 (作動させるマスターコンセントの消費電力値の設定)

連動コンセントはマスタ機器の状態(状況)に応じて、マスタ機器のオフ、もしくはスリープの状態の消費電力を検知し作動します。

デフォルト設定では、マスタコンセントの機器が、
・ 25W(ワット)" を超えると連動コンセントが  "On (出力開始)"
・ 25W(ワット)" を下回ると "Off(出力停止)"
に設定されています。

本装置では連動させる電力しきい値としてのデフォルト 25Wに対して、0 〜 80Wに変更できる学習機能があります 。
使用している機器の待機電力(停止時)が25Wより高いために連動コンセントが作動しない、コンピュータのスリープモードに対して連動させたい、させたくない..等の場合に
マスタ機器の切替値(動作させる消費電力の設定)を記録、変更し、目的の状態での連動するよう設定ください。

切替値設定方法
1. UPSの電源が入っている状態(On)で操作してください

2. 連動コンセントをOffさせる値を設定します。
連動コンセントをOffさせたいときのマスタ機器の状態 (オフ、スリープもしくはスタンバイなど)にしてください。
その消費電力を記録させ、作動しきい値として設定します。

3. 上記2.の準備が整ったらミュートボタンとメニューボタンの2つ同時におよそ6秒間、押し続けてください
(約2秒後に"ピッ"と鳴りますが、そのまま押し続けてください)
04 約6秒

4. ボタンを押し続け、6秒程度経過すると"ピッ, ピッ,ピッ"と3回アラーム音が鳴り、葉のマークが3回点滅します。
設定が記録されたことを示してます。新しいしきい値の設定完了です。



【連動機能構成事例】

■ コンピュータの例
・ マスタコンセント                                                   : コンピュータ
・ バックアップコンセント                                         : モニタ (非連動、電源バックアップ)
・ マスタ連動コンセント (バックアップコンセント)  : 外付けHDD
・ マスタ連動コンセント (サージ保護のみ)               : 外付けスピーカ、周辺機器(記録機能のない機器全般)

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図. UPS背面 (BR1200G-JP)


BR1000G-JP, BR1200G-JP, BR1200GL-JPのマスタ連動コンセントは、"バックアップコンセント"、"サージ保護のみコンセント"があります。

サージ保護のみコンセントは、OAタップのようにバックアップ機能のないコンセントのため、
停電などの電源障害時にはUPSのバッテリのバックアップによる電源保護は受けられません。
ストレージ等データ保存される機器については連動コンセントではなく、バックアップコンセントに接続いただくことを推奨します。

BR400G-JP, BR550G-JPの連動コンセントはサージ保護のみコンセントだけに用意されています。
停電によるUPSのバッテリー運転によるバックアップを受けなくて問題ない、PCと連動してOffにしたい機器をつけてこの機能を活用してください。

Schneider Electric 日本

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製品:
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