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アメリカ空軍がシュナイダーエレクトリックと4億300万米ドルの省エネパフォーマンス契約(ESPC)を締結、横田基地のミッション対応力強化を開始

  • マイクログリッド制御とエネルギー効率を備えた熱電併給システム(CHP)プラントによって、信頼性とレジリエンスの高い電源を確保し、長期的な基地のインフラ改善を実現
  • アメリカ国防総省のこれまでのESPC契約の中でも最も包括的なソリューションの1つとして、ユーティリティコストの削減と安定、電力の信頼性、稼働時間の保証、継続的なオペレーション、長期的な現場でのサポートを提供
  • 今回で4件目となるESPC契約により、今後4年間を通じてアメリカ空軍とのパートナーシップを拡大

エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、横田基地(東京・福生)のエネルギーレジリエンス強化とミッション対応力強化のために、アメリカ空軍との省エネパフォーマンス契約(ESPC: Energy Savings Performance Contract)のプロジェクトを開始したことを発表しました。契約したESPCの総額は、4億300万米ドル(約420億3,800万円)で、1億6,700万米ドル(約174億円)の導入費用および21年間の運用、保守、修理、交換サービスで構成されています。プロジェクトには、マイクログリッド制御による熱源供給システム(CHP)プラントが含まれており、基地の重要な建物をサポートするために10MW以上の電力を生産しながら、450以上の建物の電力使用の効率を高め、最適化することができます。この大規模プロジェクトの費用は、シュナイダーエレクトリックが25年間の契約期間中に保証するエネルギーの節約コストによって賄われます。基地でミッションに携わるほぼ全ての建物に、主電源の代替電源を提供し、域内の電力信頼性への懸念に対処するとともに、施設の光熱費を削減します。今回のESPC契約は、これまでのシュナイダーエレクトリックとアメリカ空軍とのパートナーシップを拡大するもので、過去4年間で4件目の契約となります。

 

今回の横田基地プロジェクトは、これまでの国防総省(DoD)にとって、最大規模かつ最も包括的なレジリエンス強化のためのパフォーマンス契約の一つとして、信頼性の高いエネルギーインフラとオペレーション継続の重要性が高まっていることを示しています。東京地区ではインフラ老朽化に伴うトラブルが存在し、軍と世界中の市民を守るための施設やシステムにとって、大きなリスクとなっていました。また、軍事基地はミッション要件に応じて常に変化する可能性があることを理解した上で、シュナイダーエレクトリックはマイクログリッド制御とビルディングオートメーションシステムの設計に柔軟性と拡張機能を組み込みました。潜在的な電力とシステムの中断が国家安全保障に与える脅威への対策という観点で、積極的な基地の近代化に取り組む空軍は、国防総省内のリーダーとなっています。

 

この戦略的プロジェクトは、空軍からの資本支出なしで資金を確保する、金融的な契約メカニズムであるESPCによって実現されます。合計19の省エネ対策により、年間平均2,000万ドルの省エネ効果が保証され、その費用が契約期間25年間の改善費用に充当されます。米空軍のESPC/UESC プロジェクトマネジメント担当の中佐であるマイケル・リンゲンバーグ(Michael Ringenberg)氏は、次のように述べています。「横田基地は空軍の戦略的拠点であり、ビルディングシステムの信頼性、オペレーションの信頼性、そして任務を遂行するためのレジリエンスが求められています。私たちはチームとして、過去のESPCの経験を基に、エネルギー供給とミッションの保証のために必要なプロジェクトを行うことを誇りに思います。このプロジェクトは、ESPCを通じて総合的なレジリエンス強化ソリューションの提供が可能であることを示しており、更に、保全体制の継続的なアップデートによって、私たちのミッション目標達成を可能にするというユニークなアプローチを実現しています。」

 

横田基地プロジェクトは、空軍におけるより広範なエネルギーイニシアチブの成果です。国の利益を守るために、空軍は空軍兵、堅牢な兵器システム、レジリエンスを備えたインフラを必要としていますが、これらはすべて稼働にエネルギーを必要とします。そのため、空軍は、レジリエンスの向上、使用電力の最適化、エネルギー供給の確保という、戦略的エネルギー目標を定めていました。シュナイダーエレクトリックは、空軍および国防兵站局のエネルギー部門と協力して、横田基地プロジェクトをこの目標と完全に一致させました。

 

シュナイダーエレクトリック社の米国カントリープレジデントであるアミール・ポール(Aamir Paul)は、以下のように述べています。「お客様の売上や純利益に貢献するためにエネルギー使用量を最適化することは、私たちのアイデンティティです。私たちの持つ専門性による、持続可能性の向上、エネルギーコストの削減、レジリエンスの強化という付加価値が、国の安全を守るために役立つことを光栄に思います。空軍および国防総省とのパートナーシップを継続し、今後益々アメリカや世界中で必要となるこのようなプロジェクトの推進に協力することを、非常に楽しみにしています。」

 

エネルギーのレジリエンスだけでなく、このプロジェクトは横田基地にとって大幅なエネルギー節約につながります。空軍の年間エネルギーコストは80億ドル以上で、そのうち約8億8000万ドルが施設に費やされています。このプロジェクトでは、グリッドからの電力消費をCHPプラントで相殺し、基地全体のセントラルプラントの最適化、ビルオートメーションシステムの拡張と統合、照明のアップグレード、配管設備の交換などを行うことで、空軍の年間のエネルギー消費総額の約1.5%を節約することができます。また、シュナイダーエレクトリックは、重要なインフラストラクチャの運用、維持、修理、交換を行うチームを提供し、実施された範囲の長期的な持続性とエネルギー節約の達成を確実にするために、運用に関する軍のスタッフの継続的なトレーニングを実施します。

 

シュナイダーエレクトリックのエネルギーサステナビリティサービス(ESS)担当のシニアバイスプレジデント、スティーブ・ウィルハイト(Steve Wilhite)は、次のように述べています。「このプロジェクトは、ミッションの準備を確実にすると同時に、空軍が二酸化炭素排出量と持続可能性へのインパクトを軽減する上で重要な役割を果たしています。このプロジェクトの中核となる、戦略的なエネルギーと資源の効率化対策は、空軍基地と地域社会に意義深い永続的な環境影響をもたらすでしょう。」

 

横田基地プロジェクトの施工期間は約3年と予想されています。完成後、基地は年間3,000万ガロン以上の水、8万MMBTU、7,500万kWhを節約することになります。

 

過去28年間、シュナイダーエレクトリックはアメリカ全土で800以上のESPCプロジェクトを成功裏に実施し、27億ドル以上の節約を顧客に提供してきました。このプロジェクト方法は、公的資金を投入した事業体がより長い投資回収期間をかけて資本改善を行うのに役立ち、施設の効率化や居住者の快適性、財務管理、環境保護など多くの観点で長期的なメリットを提供します。

 

また、シュナイダーエレクトリックは最近、クリーンテクノロジー関連の調査会社Guidehouse Insightsにより、“#1 Energy Service Company (最も優れたエネルギーサービス企業)”, “#1 Energy As a Service Company (最も優れたエネルギー・アズ・ア・サービス企業)”に選ばれました。

 

シュナイダーエレクトリックによる、米国連邦政府機関への支援についての詳細は、Webサイト(www.se.com/us/fedgovをご覧ください。

Wiztopicブロックチェーン認定プラットフォームの導入

2019年10月2日から、シュナイダーエレクトリックは通信の安全性を確保するために、コンテンツについてWiztrustから認定を受けています。コーポレートコミュニケーションについては、WebサイトWiztrust.comで、信頼性を確認できます。
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