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シュナイダーエレクトリック、データセンターに特化したバスダクト「I-LINE Track Busway」を国内展開開始

12/11/2024

  • 容易に着脱可能なプラグインユニットなどの豊富なオプションにより、工期を大幅に短縮
  • バスダクトへのプラグインユニットの取付の自由度向上により、柔軟性とデザイン性が大幅に改善
  • 監視、計測機器との組み合わせにより多機能なインテリジェントモニタリングが可能

ネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、データセンター市場に特化したサーバー給電用バスダクト「I-LINE Track Busway」(アイライン・トラックバスウェイ)を日本市場向けに販売開始することを発表しました。2024年11月15日より、国内での提供を開始します。

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図1:I-LINE Track Busway

バスダクトは、従来ケーブルで行ってきた配電のための電力幹線を、大電流の送電が可能な形で、より効率よく構築するための製品です。アルミニウムや銅の帯状導体を絶縁物で覆ったものを金属製のケースに納めており、ユニットを組み合わせて電路を構成します。近年、高層ビルやマンションなどの大規模ビル施設をはじめ、半導体製造などの産業現場において、大容量の電源を必要とするアプリケーションが増えたことで、バスダクトのニーズが拡大してきましたが、中でも大型データセンターではその環境の特殊性から、工期の短縮やサーバーラック設置に合わせたレイアウトや設計の柔軟性など、業界特有の条件が求められています。

今回発売を開始する「I-LINE Track Busway」は、こうしたデータセンター市場のニーズに特化して開発されました。従来のバスダクトでは位置が固定されていたプラグインユニット差込口を、レール状の幹線導体(トラックバス)上に任意に柔軟に取り付けられるようにしたことで、サーバーラックのレイアウトに合わせた等間隔・均一な設計が求められるデータセンターの設計ニーズに対応します。また、プラグインユニットは工具不要で容易に幹線に取り付け・取り外しが可能となり、工期短縮や不要なダウンタイム短縮にも貢献します。幹線の直線レールやジョイントユニットも、組み合わせによりすぐに稼働・通電が可能なプラグ&プレイソリューションとして設計されており、非常に短期間でシステム構築が完了します。加えて、各種監視機・計測機器によるリモート監視ができるため、高度なモニタリングが可能です。

I-LINE Track Buswayは、革新的な設計により多くのメリットをもたらします。生成AIの登場以来、日本国内でも加速度的に進む大型データセンター需要に対し、柔軟かつスピーディーな設計・建築と、ハイレベルなエネルギーマネジメントを行えるオペレーション環境を提供します。また、シュナイダーエレクトリックは他にもバスダクト製品のラインアップを備えており、国内外で工場現場などの産業環境に数多く提供してきた実績があります。日本市場においても、データセンターに特化したI-LINE Track Buswayの提供開始によって、産業現場の配電設計に幅広い選択肢を提案します。

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図2: トラックバス上の任意の場所に数秒で着脱可能なプラグインユニット

(左=ユニット本体、右=トラックバスとユニットの接続部およびトラックバス断面図)

参考資料:I-LINE Track Busway 紹介動画 https://youtu.be/x7j5vHtkZDM?si=brapV0DYtRcKys59

Wiztopicブロックチェーン認定プラットフォームの導入

2019年10月2日から、シュナイダーエレクトリックは通信の安全性を確保するために、コンテンツについてWiztrustから認定を受けています。コーポレートコミュニケーションについては、WebサイトWiztrust.comで、信頼性を確認できます。
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