エネルギーマネージメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、投資家向けのCapital Market Dayにて、コンパスデータセンターとの複数年にわたるパートナーシップ契約について発表しました。この契約は、両社間で既に締結されていたパートナーシップを拡大し、プリファブ式のモジュラーデータセンターソリューションの製造・提供のために、2社それぞれのサプライチェーンを統合するものです。
AI市場の急成長によって、生成・消費されるデータの量は急増しており、標準化された設計に基づいて、効率的に製造し、より低コストでスピーディーに提供できる新しいデータセンターが求められています。
シュナイダーエレクトリックは、両社間の契約開始以来、オハイオ州ウェストチェスターの事業所から約150のモジュラーデータセンターソリューションを製造し、コンパスデータセンターに納入してきました。より多くのデータセンターソリューションへの需要が高まる中、今夏に両社が共同発表した、テキサス州レッドオークの11万平方フィートの事業所も、今後増大する成長環境を支えるために活用されます。
Compass DatacentersのCEO、Chris Crosby氏のコメント:
「プリファブ式データセンターの電源室の供給において、シュナイダー エレクトリックが既に提供してくれている揺るぎないサポートと比類のない専門知識に非常に感謝しています。我々の協力的な取り組みにより、イノベーティブな方法で、最先端のデータセンターソリューションを求める顧客からの要求の高まりに応えることができます。」
シュナイダーエレクトリック ノースアメリカ プレジデント、Aamir Paulによるコメント:
「予測可能かつ信頼性の高い方法で必要なインフラストラクチャーを提供できるという点を評価して、コンパスがシュナイダー エレクトリックをデータセンターパートナーとして選んでくれたことを誇りに思います。共にイノベーションを継続していくという我々のパートナーシップの拡大は、クラウド&サービスプロバイダーから半導体やEV、医療や通信に至るまで、さまざまな業界の顧客にサービスを提供するという将来の需要に応えることになるでしょう。」
このユニークな 5 年間のベンダー/サプライヤー契約を通じて、シュナイダーエレクトリックとコンパスデータセンターは、シンプル化された設計、合理化された製造、および多くの環境に簡単に導入できる機能を有する、スケーラブルなモジュラーデータセンターを提供します。
※本リリースは11月9日に米国マサチューセッツ州ボストンにて発表されたプレスリリースの抄訳です。